相談部
営業(相談員)
中野 貴司Takashi Nakano
2011年入社
ご検討者へ「どうぞ他社と比較を」。スーパー・コートのサービスに自信があるから言える言葉です。
生まれ育った関西の地で、父の背中を追うように営業職へ。
福祉系の大学で臨床心理学を専攻していた関係もあり、医療・介護・福祉業界に絞って就職活動をしていました。職種は、営業職の父親を見て育ったからか私も自然と営業職。一般的な商材を扱うような営業ではなく、医療・介護・福祉系企業の営業職に就きたいと思ったものの、そもそも営業と呼ばれる職種自体が珍しい業界でしたので、自ずと応募する企業が限られる中で出会ったのがスーパー・コートでした。関西地域に密着して展開していることに最初に魅力を感じ、会社説明会で行われた現役の営業の方とお話しできる座談会で自分が少し先の未来に就く営業の仕事を想像できたのが決め手となったのを覚えています。入社後はまず介護スタッフとして勤務し、副施設長を経て、入社3年目で施設長になりました。複数の施設の施設長を経験した後、面接時から伝えていた営業職に転身し、今に至ります。
現場から営業へ。施設長の業務の中から営業業務を抜粋し、より深化させる。
実は、施設長時代も営業をしていました。施設長という役職を持ちながら、外回りや、ご見学に来られるお客様への施設のご案内から料金説明、申し込みまで担当していたので、転身というより施設長業務の一部の専門家になったという感覚に近いかもしれませんね。これは私に限った話ではなく、どの施設長も営業を経験するので、そうした意味で施設長には営業的センスも必要と言えます。自分の施設をアピールするのも施設長の大切な役割のひとつです。とはいえ、施設長であれば、自分の施設の強みと弱みを理解してお話をしていくことになりますが、営業となるとそうはいきません。複数にわたる担当施設、私の場合は11の施設を担当しているため、11の施設の強みと弱みを把握する必要があります。またすべての施設の施設長や主任看護師とコミュニケーションを取るのも重要なので、施設長として営業をしていたころの私と、営業職の私は、やはりまったく別物なのかもしれません。
できたことはしっかり褒めて伸ばす。施設長時代に学んだことをベースに人材育成。
営業職の一人として活動する傍ら部下のマネジメントも行う、いわゆるプレイングマネージャーです。もっとマネジメントの割合を高めるのが私の課題。解決するには後進を育て、今の自分の立場になる人を作らなければなりません。これまで培った営業ノウハウを惜しみなく伝えて育てていく、人材育成が目下の目標です。今、部下は14名。部下、特に年齢の若い社員に対して心がけているのは、積極的に褒めることです。私たち営業は現場の介護スタッフとは異なり、活動結果が契約数、契約率、訪問数といった形で如実に数字として出てきます。達成したならば褒めて、もし達成してなければ、指摘もしますが、指摘したことができれば改めて褒めるというのを強く意識していますね。私自身が先輩にされてきたからというのもありますし、施設長をやらせてもらったときも、指摘するだけでは萎縮してしまうので、承認欲求ではありませんが、どんな小さなことでもあなたのことを見ているよ、あなたのことを認めているよというのを伝えられれば、伸びる人間もたくさんいるのを、施設長時代にさまざまな職種・年齢・経歴の職員とやり取りする中で学びました。今では、自分の営業成績を上げる以上に、部下が成績を上げてくれたほうがうれしいですね。これからも喜びを増やせるよう、人材育成に努めます。
1日の流れ
出勤・朝礼
部署のメンバーのスケジュール確認や、情報の共有を行います。
営業活動
病院や居宅介護支援事業所のケアマネージャーを訪問。スーパー・コートと関わりがある病院やケアマネさんへは、「いつも○○さんの病院受診、ありがとうございます」とか「○○さん、お元気にされていますよ」といった世間話を大切にしています。
休憩(1時間)
営業の基本は外回り。自然とランチも出先で食べます。新しいお店の新規開拓も楽しみのひとつです。
面談
定期的に別のエリアの営業(相談員)の施設を訪問し、面談を実施。もちろん、数字が良ければ褒め、芳しくなければ改善するためのアドバイスを行います。
お客様対応
お客様がご入居をご検討されている施設を訪れ、施設長とともにお客様対応をします。
退勤
基本的に一日中外出していても直行直帰はせず、事務所に戻ります。明日のスケジュールを確認して業務終了です。本日もお疲れ様でした。
Profile
2011年、株式会社スーパー・コートへ入社。介護スタッフとして半年勤務した後、運営部署へ異動。約9カ月、主に運営業務、職員との面談、人材採用に携わり、副施設長へ。副施設長を半年ほど経験し、入社3年目で施設長に就く。複数の施設の施設長経験を積み、満を持して営業に。現在は、『スーパー・コートJR奈良駅前』に常駐。自身の営業活動と並行して後進育成に励む。休日は専らスポーツ観戦。学生時代に熱中していたバスケットボールの試合にテレビ画面越しから声援を送っている。