介護スペシャリストコース
スーパー・コート門真訪問介護事業所
サービス提供責任者
正岡 楓KAEDE MASAOKA
2017年入社
ありがとうの言葉がうれしい!介護のイメージが良いほうへ変わりました。
楽しそうに働く先輩たちの姿が、未来の自分に重なりました。
高校生のときは定食屋さん、大学4年間は本屋さんのアルバイトで接客を経験し、将来も人と接する仕事をしたいと思うようになりました。ただ、業界や職種はなかなか決められず、就職活動中は幅広い業界の企業説明会に足を運んでいました。
「人と接する仕事」の一つとして福祉業界に目を向けるうちに、たまたま出会ったのがスーパー・コート。大学で介護を学んでいたわけではないのですが、施設見学で職員さんが楽しそうに働く様子を見て、自分が当社で働く姿を自然とイメージできたんです。
また、採用担当者が疑問や不安を解消してくださったことも大きな決め手でした。大阪での勤務を希望していたので異動がある点を不安に思っていたのですが、関西圏の異動のみであると説明していただき納得できました。入社すると実際に異動があり、今の施設は2つ目です。最初は三国で勤務し、門真へは2019年11月に異動しました。前の施設も良い職場だったので寂しかったですが、結果的に自宅からは近くなりました。
新人時代の悩みを思い出しながら後輩たちに向き合っています。
当社には新人受け入れ制度があり、担当の先輩に1対1で仕事を教えてもらえます。新人受け入れ制度の先輩からは最初に、「1人で悩まないですぐに質問してね」と言っていただき、とても心強く思いました。新人受け入れ制度の先輩が忙しそうなときは、教育担当以外の先輩も快く教えてくださいましたね。今では私がエルダーの立場。新人さんに指導するときは、認知症のご入居者への対応など新人時代に悩んだことを思い出し、同じ悩みを抱えていないか定期的に聞くように心がけています。
ご入居者への対応で心がけているのは、友だち感覚ではなく、職員とご入居者のけじめをつけることです。丁寧に、でも堅すぎず。難しいですが、距離感は大切だと思っています。また、レクリエーションでカラオケをするとき、ご入居者や年上のスタッフに好きな歌をリサーチするなど、ジェネレーションギャップを埋める工夫もしています。逆に、大ブームになったタピオカは私が教えました。
次の目標はケアマネジャー。年齢の近い上司の存在も刺激になっています。
介護業界のハードなイメージからか、入社前は家族に心配されました。しかし仕事をはじめると、世間で言われるような汚い・つらいという印象はなく、それどころかご入居者の感謝の言葉がうれしくて、かなりイメージが変わりました。特に入社したてのころ、ご入居者に「話しやすい」「安心するわ」と言われたときはうれしかったですね。まだ新人でスキルもないのに、感謝してくださる方がいる。自分にできる支援はすべてしたいと思いました。
私は仕事を通して、人間的にも成長したと感じています。以前は人前で話すことがあまり得意ではありませんでしたが、研修や会議での発表を重ねるうちに克服できました。今では家族からも「心が強くなったね」と言われます。
サービス提供責任者になって数ヵ月。次の目標はケアマネジャーです。ご入居者一人ひとりの理想の暮らしを実現する、最適なプランを考えられる人になりたいですね。また、当施設で活躍する主任と管理者も目標の存在。年齢はあまり離れていないのに、臨機応変な対応ができて尊敬しています。私も対応力を磨いて、先輩の背中を追いかけたいです。
1日の流れ
朝礼
職員みんなで情報とスケジュールを共有します。
日誌のチェック
訪問介護の記録がされた日誌を確認し、訂正が必要であれば記録者にフィードバック。合間にご入居者の対応もします。
休憩
休憩室でランチタイム。昼はパンを持ってきています。朝はご飯派、昼はパン派です。
計画書の作成
サービス提供責任者になってからは計画書の作成も担当するようになりました。とはいえ、今でも8割くらいは現場で介護に携わっています。事務所にずっと座っていると動きたくなるタイプなので、現場に関われるのはうれしいです。
退勤
今日の業務は終了です。お疲れさまでした。
Profile
大学時代は社会学部で心理学と経済学を学ぶ。介護福祉を専門に学んできたわけではなかったが、高校生・大学生時代のアルバイトで人と接する楽しさに目覚め、介護の道へ。現場を極めたいという思いから『介護スペシャリストコース』で入社する。入社後は『スーパー・コート三国』に配属となり、2019年11月に『スーパー・コート門真』へ異動。2020年6月からはサービス提供責任者として活躍する。趣味は映画を観ること。自宅では録画したドラマを見てリフレッシュしている。